簿記3級の不合格から逆転合格するための重要ポイント4選

シカノ
シカノ

簿記3級に落ちてしまいました。。向いていなかったのかもしれないです。。

シカマル
シカマル

そんなことないです。簿記3級に限らず、どんな資格でも不合格になったことを気にする必要はないです。

シカノ
シカノ

でも自信がなくなってしまいました。どうすればいいのでしょうか?

シカマル
シカマル

大丈夫です。次の試験で合格するためのコツを教えます!

簿記3級に落ちてしまった――これはよくあることです。

簿記3級の合格率は決して高くなく、初学者は特にケアレスミスや基礎理解の不足でつまずきがち。でも、きちんと原因を押さえて対策すれば、次回の試験で逆転合格は十分可能です。

この記事でわかること

合格に向けて次のステップですべきこと

不合格の原因分析と対策の立て方

シカマル
シカマル

せっかく頑張ってきたのに、途中であきらめてしまうのはもったいない!

不合格の原因を”正しく”分析して対策を

合格に向けてまずやるべきは、曖昧な振り返りではなく「具体的に何が弱点だったか」を把握すること。

  • 仕訳で何点落としたのか
  • ケアレスミスか、理解不足か
  • 試算表・精算表のどこで手が止まったか

弱点が見えれば、学習効率は跳ね上がります。

点数が取れていない部分主な原因
第1問:仕訳・基礎理解が足りていない
第2問:個別問題※第1問、第3問が優先なので気にしなくても良い
第3問:決算書類作成問題・問題の演習不足
・ケアレスミス

合格のコツは以下の記事にも書いてあるので参考に見てみてください。

よくある原因①:仕訳の基礎理解不足

簿記3級で不合格になる人のかなりの割合が、「仕訳の理解不足」を抱えています。

単に「覚えていない」ではなく、そもそも取引の意味や勘定科目の動きが腑に落ちていない状態です。これを放置すると、どれだけ問題集を解いても点は安定しません。仕訳が弱い=土台が弱い、ということです。

ただし、逆に言えば仕訳さえ固まれば合格ラインに一気に近づくのも事実。

対策:仕訳の基礎理解を固める

・単なる暗記ではなく、取引のシーンをイメージしながら意味で理解して覚える

・毎日10〜20問を解いて反復し、第1問は満点を目指せるまで徹底理解

シカマル
シカマル

不合格の原因のほとんどが基礎理解不足です。コツコツ基礎固めをしましょう!

よくある原因②:試算表・精算表の演習不足

仕分けの基礎理解ができているのにも関わらず、試算表・精算表でつまずく最大の理由は、「各勘定科目がどのようにつながっているか」をイメージできていないことです。

  • 試算表=仕訳が正しく転記されているかを確認する表
  • 精算表=決算整理前後の数字をまとめ、最終的な財務諸表につなげる表

役割を混同すると一気にわからなくなるので、ここを明確に。

この2つの役割と流れを押さえないと、数字を移すだけの作業になりミスが増えます。

まずは“なぜその数字になるのか”を説明できる状態を目指し、シンプルな例題で流れを反復すると理解が定着します。

対策:試算表・精算表の問題に慣れる

・小さな例題からはじめて数をこなす。

・安定して試算表、精算表を完成できるようになるまで演習する。

シカマル
シカマル

途中でつまづいてしまうことがないように。

試算表、精算表も問題の数をこなして満点を狙えるようにしよう!

よくある原因③:ケアレスミス

準備もしっかりできているのに、いざ本番となると焦ってしまうもの。実力があるのに失敗をしてしまうのがこのケース。

計算ミスを減らすには、「注意力に頼らない仕組み」を作るのが一番効きます。

簿記は数字が多く、どれだけ集中してもミスはゼロになりません。だからこそ、ミスを“起きにくくする環境づくり”が重要です。

対策:計算ミスを減らす”仕組み”を作る

・仕訳は左右のバランスをセットで必ず書く

・借方合計=貸方合計になっていることを確認する

借方合計と貸方合計の一致は、「合計が一致するか」を確認する作業だけでなく、間違いを見つけるヒントにもなります。

一致しなければ焦らず、1勘定ずつチェックするのがコツです。

シカマル
シカマル

確認のコツを覚えてケアレスミスを減らそう。

よくある原因④:時間配分のミス

詰まってしまった部分に時間を使いすぎて、時間をかけたい第3問が解き終わらなかった。本番ではそのような失敗もあります。

あらかじめ「各問題に使う時間」を決めておくこと。仕訳20分、試算表10分、精算表30分など、自分用の目安を作り、詰まってしまった場合は一旦飛ばす判断力も必要です。

時間管理ができれば得点の取りこぼしが減り、合格にぐっと近づきます。

対策:試験形式に慣れる

・あらかじめ「各問題に使う時間」と解く順番を決めておく。

おすすめの時間配分は、第1問:20分、第2問:10分、第3問:30分

・第1問から第3問まで、通しで問題を解いておく。

おすすめの順番は、第1問→第3問→第2問の順番

シカマル
シカマル

解けない問題をいったん飛ばす勇気も大切です。

早めに再試験の予定を立てよう

簿記3級に落ちた直後こそ、早めに再試験の予定を立てることが合格への近道です。

勉強内容を忘れる前に日程を決めてしまえば、気持ちが切れずに次の勉強へスムーズに移れます。

ネット試験であれば、試験の翌日から最短で3日後に再度申し込みが可能になります。

まずは「次の試験日」「申し込み開始日」「学習に使える週あたりの時間」をざっくりでいいので把握しましょう。日程を決めることで、逆算して「いつまでに過去問」「どの週に弱点補強」など、勉強計画が具体化します。

気持ちが落ちて動けなくなる前に、一度カレンダーを開く。それだけで再挑戦のスタートダッシュが切れます。

シカマル
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気持ちが切れてしまわないように、すぐに行動に移しましょう!

まとめ:不合格はただのスタートライン

簿記3級の“不合格”は、実力不足の証明ではなく 本当のスタートライン です。

多くの人が一度つまずいてから合格しており、むしろ不合格で見える弱点こそ次の挑戦の最大のヒントになります。

大事なのは、結果にショックを受けて立ち止まることではなく、「何が足りなかったのか」を正確に拾い上げ、次の試験までに埋めること。

簿記3級不合格の原因と対策

・仕訳の基礎理解不足→取引のシーンをイメージしながら意味で理解して覚える

・試算表・精算表の演習不足→安定して試算表、精算表を完成できるまで演習を繰り返す

・ケアレスミス→確かめ算の方法を覚える

・時間配分のミス→事前に試験形式に慣れる

不合格という事実は痛いですが、原因分析を明確化して対策することで、次は最短ルートで合格できます。

失敗は遠回りではなく軌道修正のタイミングです。ここからが本当の勝負です。

シカノ
シカノ

ありがとうございます。元気が出てきました。失敗の原因分析をして、再チャレンジしてみます!

シカマル
シカマル

何度も言いますが、途中であきらめてはもったいないです。頑張りましょう!

以上です!

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