ITパスポート試験は、ITの基礎知識を幅広く問う国家資格です。
難易度は高くありませんが、範囲が広いため「正しい勉強方法」を選ばないと非効率になりがちです。
ここでは、独学で合格を目指すための勉強方法とコツを解説します。
ITパスポートを勉強する3つのメリット
ITパスポートの勉強方法とオススメ教材
ITパスポートの合格のコツ

ITパスポートは社会人スキルの基礎として、どんな人にもおすすめです!
- 社会人のビジネススキルとして
IT人材の需要が年々高まっている。IT業界でなくても、ITの基礎教養を身につけることで、システム部門の人と会話できるようになることは、日々の業務にとても役立つ。 - ITスキルの第一歩として
ITパスポートの勉強を通じて、コンピュータシステムやネットワーキング、データベース、セキュリティなどの基本的なITの知識を身につけることができます。 - ITスキルの今後のパス選びのために
ITパスポートは幅広いトピックに触れるため、どの分野に進むか迷っている場合に役立ちます。ネットワーキング、システム管理、セキュリティなどの分野を一通り知ることで、自分の目指すべき道が見えてくる。

ITスキルの第一歩となる資格!IT教養を全般的に身につけることができるよ。

結論、ITパスポートは無料教材も充実していて、独学勉強でじゅうぶん合格を目指せます!
・オススメ度:
・難易度:
・勉強時間:約100時間
・試験日程:CBT方式で随時
・試験時間:120分
・合格基準:総合評価1000点満点中600点、分野別それぞれで3割以上
・受験料:7,500円(税込)
・更新:必要なし
ITパスポートでは、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系のそれぞれで3割(=各1000点満点中300点)以上を取りつつ、全体で6割(=1000点満点中600点)以上を取る必要があります。
| ストラテジ系 | 企業と法務 経営戦略 システム戦略 | 32問程度 |
| マネジメント系 | 開発技術 プロジェクトマネジメント サービスマネジメント | 18問程度 |
| テクノロジ系 | 基礎理論 コンピュータシステム 技術要素 | 42問程度 |
会社の中で希望の部署があり、異動希望を出していました。異動を叶えるためのアピール材料として資格を取得しました。
1ヶ月程度コツコツと過去問を繰り返し、出てきた単語を調べることを継続することで、安定的に8割の正答率を出せるようになりました。

当時はIT知識はゼロ状態からスタートだったので、1つ1つの過去問を解くのに苦労した記憶があります。
過去問を繰り返し解く
問題の中で分からなかった単語を調べる(合っていた問題も間違えた問題も)
ITパスポートの試験では、過去問が多く使われます。過去問を繰り返し解いて安定的に取れる正答率を上げていくのが一番の早道です。
IT初心者は、問題文の中で初めて出会う単語が多くあると思います。間違えた問題だけでなく、なんとなく正解してしまった問題も自信を持って正解できるように吸収しましょう。
具体的には、よく分からない単語をピックアップしてノートに書き出し、その単語について調べて理解したことをメモ書きします。この作業を1つ1つ丁寧にすることで、ぐんぐん実力がアップします。
また、勉強中に作成した単語帳を試験直前で見直せるようにしておくのもおすすめです。

繰り返し過去問を解いて、合格点+20%の8割を安定的に取れるようにしよう!
過去問を繰り返す
知らなかった単語を書き出して調べる
ITパスポート合格のために、参考書は必要ないです。
「過去問道場」というサイトがあるので、これを活用して過去問を繰り返し解きましょう。
知らなかった単語の調べ方はネットで調べても良いですし、もしITパスポートの先に、基本情報技術者試験も見据えているのであれば、辞書代わりとして、出題範囲がほとんど被っている基本情報技術者試験向けの参考書を買っても良いと思います。
基本情報技術者試験が気になる人はこちらの記事も参考に。
ITパスポートはこれからIT関連の仕事を目指す人はもちろん、日常的に話されるビジネス常識的な内容も勉強します。
勉強して無駄になることはないので、自己啓発としてもおすすめです。

ITパスポート、チャレンジしてみようと思いました!

まずは一歩踏み出し、ITの土台を固めることは、無駄にならないと思います。
以上です!
基本情報技術者の勉強方法のコツ:
資格勉強の時間を生み出すコツ:
AWS資格のロードマップを確認しよう:


